初心者アフィリエイターの質問で多く見られるのが記事の書き方とデザインについてです。
中でもどこに広告を貼ればクリックから購入に結び付くのか?
自分のサイトはアクセスがあるのに、さっぱり広告がクリックないし、例えクリックとしても商品が売れない(>_<)そう悩む人がいるみたいですね。
アフィリエイトでは自分の欠点を客が直接指摘してくれるわけではありません。だからこそご自分でABテストを繰り返して客観的に分析すべきなのです。
というわけで、今回はクリックされやすい広告の配置や場所について徹底的に教えます!!
- 無難に記事下?
- さりげなく文章中にアドセンス???
- 続きを読むの下に入れちゃえば大丈夫??
きっと読んでいくうちにわかってくると思います。
アフィエイトの広告がクリックされない3つの理由
まずアフィリエイト広告が全然クリックされない原因は以下のようなものが多いです。
- 集客キーワードと広告配置の違いが分かっていない
- 魅力ない広告を貼ってしまっている
- 広告の誘導がうまくできていない
思いあたることがあるかと思います。
そもそもアフィリエイト広告クリックのアクセスの1/100ですから、一日のPV数が少なすぎるのなら悩むよりもアクセス数を増やした方がいいです。
業界によっても違うのですが1~3%が平均です。
ただ、一日100PVぐらいあるのに1回もクリックされない場合何か問題があると考えます。
以下のような改善策を取りましょう。
理由1:検索キーワードと広告配置がおかしい
まず初めに検索(集客)キーワードから考える広告クリック率の関係についてお話ししたいと思います。
これは主にアドセンス、楽天モーションウェジットなど相手の検索ニーズ時自動で広告を合わせる「インタレストマッチ」を使うのか?
実際に購買目的をもって検索してきた人に成果報酬型の商品を売るのかで配置が違ってしまいますよ?
みなさんも利用者側に立てば分かると思うのですが、主に広告をクリックするパターンは・・・。
- サイトを見ているうちになんとなく興味をもって広告をクリック
- 明確な目的をもって検索して広告をクリック
この二つがありますよね?
なんとなく検索した人を集めた場合の広告配置は上部
これは集客媒体とも関係するのですが・・。みなさんは何か緊急時にツイッターやインスタグラム、YouTubeやフェイスブックなどで検索をしますか?
突然の病気、けが、受験直前など緊急時にツイッターを調べ込む人ってそうはいないと思うのです。
SNS利用者の多くは暇つぶし・エンタメ目的です。
そんな人を集めるわけですからこれは広告は「なんとなく」押してもらった方が良い(笑)
特にアドセンス。
同じくキーワードもあまり緊急性がないもの、物販商品と結びつかないものも同様で、この場合は記事下だけではなく、記事上、記事中、続きを読むの下にさりげなく広告を入れておくと良いですよ?
ニュースサイト・トレンドサイト・まとめサイト。
こういうものは広く多く雑多な人を集めるので、広告をどんどん見せちゃってOK。
ただし広告を貼り過ぎて離脱されないようにしないとダメですよ?
アドセンスであれば別に広告も自分で選ばなくていいし、楽しい記事、興味関心がある記事を書いてPVを上げれば良い。
その時私が気を付けているのが写真に挿入する写真や動画のサイズと、広告のサイズをきっちり合わせること。
いかに自然に広告を滑り込ませるのか?
そのためにはサイズ調整をしてください。
ちなみに明確な目的を持ってきた人が集まっているかどうかは、サイトの滞在時間や関連ページの閲覧数である程度予測がつきますよ?
あっちゃこっちゃ見ている人が多いということは、無目的に来た人が多いってことです。
- 新○○・新発売など目新しいトレンド系
- ○○格安・値段・・など最後の決め手の場合
- ○○壊れる・・・緊急度が高いもの
・・こういうキーワード狙ってください。
誤クリックを誘うとアドセンス報酬とアクセスが下がることもある
ここで一点注意があります。確かに「続きを読む」の下などにアドセンスを配置すると一時的にクリック率が上がり、売り上げは上昇します
しかし、読者が続きを読みたいのに間違えてアドセンスのクリックを繰り返したらどうなるのか?
そのページからの外部リンク(アドセンス)が極端に増え、ページそのものは読まれないことになる!
つまりそのページは存在しても意味のないページとなる!!
そして検索結果からどんどん外されていく。この悪循環があることを知ってください。
強引なクリック誘導は報酬単価もどんどん下がる
また、強引にアドセンス広告をクリックさせても、そのクリック先での読者の動き(すぐに離脱する、購入ボタンを押さないなど)が悪いと当然広告主はお怒りになるわけです。
広告で成り立っているグーグルはそのようなサイトのアドセンス報酬を一気に下げてくることもあるので要注意です。
私のところには「アドセンス報酬がどんどん下がっていくという」相談が後を絶ちませんが、このような誤クリックを誘っていることに起因すると思っています。
例)
- 全画面広告で戻れなくする
- 記事を分割してページ送りに広告を貼ろうとする
- ツール系の下に大量にアドセンスを貼る
・・・やられたことある人は分かるはず。
明確な目的を持って検索した人を集めた場合の広告配置は記事下
次に商品所有の有無にかかわらず、明確な目的を持って検索してきた人を集めた場合は、納得してくれれば高額な商品にも申し込んでくれると思うので、記事下に目立つように広告を貼ったほうが良いです。
基本的に複数の広告を貼らなくてOKです。
比較ランキングページ以外は1商品の広告を貼る。
なぜかというと人の脳は複数のことを同時に処理できないからです。
私は迷うくらいならテキストリンクを推奨していますが、うまいバナーが作れる人はバナーリンクでもOKです。すでにアクセスしてくる人は商品やサービス内容に興味がある人なので、リンクは目立たせてましょうね?
物販サービスなら煽りの一言と共に「購入はコチラ!!」と入れておくと緊急性に気づいてクリック率も高まります(笑)
- ○○やり方
- ○○方法
- ○○比較
- ○○欠点
- ○○口コミ
こういうのを納得キーワードって自分は呼んでいます。
手順を意識した記事を書くと複数の広告がクリックされやすい
あとは手順を示した記事というのはステップごとに悩みを解決できるので、その際に広告がクリックされやすいです。
自分の記事の中で「手順・順番」を説明できるものがあれば、それを取り入れて、悩みに関連した広告に橋渡しをする意識でリンクさせましょう。
・・・・こんな感じで自然に記事中から誘導する。
度はクリックされることはされるけど売れないという第二段階の悩みですね!
理由2:魅力がない広告を貼ってしまっている
後はもうこれ!訴求力のないバナーを選んでいる人も多いです。
A8なんかではバナー広告のクリック率が出ているとおもいますが、本当に1%以下のものなんかは貼っても無駄です。
ただし、新着商品に関してはまだ認知度がないため例外です。
広告クリック率が5%以上あるものを優先的に扱った方がいいです。
バナー広告のクリックが低い場合はテキストリンクに変更してみてください。それでクリック率が上がったのであれば、ダメだったのはバナー広告の種類ですよ。
- 画像にインパクトがない
- 決済方法が複雑
- サイズがおかしく古臭い
オシャレな着飾った広告よりも一発で何か大きな変化が起きるような広告の方が圧倒的にクリックされます。
・・・花粉症の人は良くわかるはず。
勢いがある広告は全然クリック率が違います。
目立つ分沢山貼るとウザくなるので注意してください。
理由3:検索キーワードと商品名が違うとクリックされない
ブログにアクセスしてきた人は「○○」について解決したいという意識を常に持っています。
「パーソナルジム」と調べている人は「集団ジム」には興味がないんです。
無料ワードプレステーマと調べている人は有料のテーマは検索時には考えていないんです!!!
検索時に興味がなくてもうまく読者を誘導するのがセールスコピーライティング。
読者の心理を読み込んで、さりげなく商品へと導くわけですが・・・・。
読者が望んでないのにキーワードと関係ない商品名のリンクを入れるとまずクリックされません。
検索キーワードと広告リンクの名前を合わせよう
というわけで、アクセスしてきたキーワードに合わせてリンクの文字も変えてください。バナーの場合は検索キーワードにより近いものを探しましょう。
例)
「アフィリエイト+クリックされない」で検索してきた人にリンクを見せた場合
- ⇒ △クリック測定ツールはコチラ
- ⇒ 〇クリック改善ツールはコチラ
- ⇒ ◎クリックされない解決策はコチラ
検索語と合ったキーワードをリンクに入れと入れないではかなり違うはずです。
「お茶」と調べた人にお茶関連を売るのは難しくないですが、同じ飲み物だからと言ってコーラを売るのはめちゃくちゃハードルが高いってことです。
自分のブログで100回表示されても1クリックもなければ広告を貼り換える
自分のブログ内で100回広告を見せても1回もクリックされていないのであれば貼り換えた方がいいですね。
サーチコンソールの表示回数じゃないっすよ?
あれは検索結果に自分の記事が表示された回数で、あの数値はまだ読者はブログまで到達してないものですからね。
- 訴求方法が違うのか?(テキストリンクの文言)
- 広告がマッチしていないのか?
- バナーがイマイチなのか?
本当にちょっとの違いです。
みなさんも買い物の決め手に「安い」っ言われて心が揺らぐこともあるでしょうし、「丈夫で長持ち」って言われると購入意欲がわく人もいるはず。
- 「長持ち」⇒飽きっぽい性格の人には響かない
- 「安い」⇒価格帯を気にしない人は見送られる
- 「かわいい」⇒これだけが理由で選ぶ人もいる
ペットボトルのお茶・ビールのラベルをよく観察してください。
よくもまああんなにデザインやボトルの形を変えると思いますが・・・・季節に合わせてちょっとした訴求方法を変えてますよ?
アフィリエイト広告のクリック率を高めるコツ
ではさらにツールを使ってアドセンスのクリック率を高めるこつについて話してきます。ワードプレスと無料ブログではちょっと使うツールが違います。
ヒートマップでクリック部分を解析して変更する
クリックされやすい広告の配置を客観的に分析するのが「ヒートマップ」と呼ばれるアクセス解析ツールです。無料でも結構使いやすいものが提供されています。
見られている部分に当然広告を配置したほうが売れるわけで、ヒートマップを使いながら配置を少しずつ変えていくというのも一つの手段だと思いますよ?
クリックされやすい広告の位置を知れば売り上げ倍増間違いなし!
○○さんに言われたとかセミナーで教えてもらったなど、他人からの情報を鵜呑みにするのではなく、自分のサイトは実際にどうなのか?客観視する癖をつけてみましょう。
スマホに合わせて広告の配置を変えてみる
そしてアフィリエイトで最も重要なのはスマホの広告配置です。iPhoneの横幅のサイズは「300~400」で10cm前後です。(懐かしの生徒手帳と同じ大きさとか?)
今やアクセスの7割はスマホからです。
そして広告はスマホの10㎝の中の戦いになっているわけです。この広告配置を研究するためにはニュースアプリなどの広告配置を見ると非常に参考になると思います。
・・・例えばドコモニュースは記事一覧にさりげなく広告を配置。
ワードプレスで言えば「カテゴリの記事中」にさりげなくアドセンス広告を配置するとクリックされやすいと思います。
スマホからみてみましょう。
アドセンス広告を外してみる。
ヒートマップマップがアドセンスの位置でクリックされている場合ですね。すでにアドセンスで外部に誘導されているわけですから、一度はがしてみるとクリック率が伸びることがあります。
100回クリックで1つ商品が売れると思うので、その時の売り上げとアドセンスの売り上げを比較してベストな方を選びましょう。
広告周りの説明文【CTA】の文章を変えてみる
多くのワードプレスのテーマには広告をPRするためのCTA機能がついていると思います。
例えば20代向けに転職案件を紹介するとしますよね?
検索キーワードが「仕事選びに迷う」だったらこのように訴求のキャッチコピーと説明文を変えるだけで数%クリック率があがることがあります。
反対に40代が来ていたら家族を守るための安定職選びができる・・・なんて感じでターゲットに突き刺さる説明文にするんです。
同じ広告でもここに入れる文章めちゃくちゃ重要で、クリック率向上に大きく貢献します。
ワードプレスに広告クリックの計測機能がついていない場合はプラグインかGoogleアナリティクスで代用も可能です。
たったの一言でクリック率が変わる!キャッチコピーを侮るな!!
ヘッダー画像もそうなのですが、広告前に入れるキャッチコピーもクリック率を劇的に向上させることがありますよ?
キーワードに合わせてぴたりと決まる一言があれば、それだけでクリック率は数%上昇します。
みなさん結構「これはアフィリエイトリンクじゃないよ?」と誤魔化すために「公式サイトはコチラ!!」とやっているのですが(笑)
それはあくまで一つの手段です。
是非とも素晴らしいキャッチコピーを考えて一言入れてみてください。
慣れてきたら意識を集中させる一言をブログの中に数回入れてみましょう!
先ほど申し上げましたが、人間の脳は同時に複数の情報を処理できるようにはできてません(同時処理に見えても、素早く機能を切り替えているだけです)
ちょっと今から立ち止まってみなさんの周りの音に集中してください。
こういわれるまで、みなさんは今自分の周りに流れている音楽は一切聞こえていませんでしたよね?
なので、きちんと相手に伝えるためには、集中させるべき点を1つか2つ作るべきなんですよ?
初心者ははじめからクリック率の高いテンプレートを使ってはどう?
で、最後のアドバイスなんですけど、自分でカスタマイズに何時間もかけてクリック率を測定して配置を変更してetcと頑張るのも良いのですが、はじめからプロが作った広告がクリックされやすいテンプレートを使ってみてはどうでしょうか?
無料がこれだけあるのに有料のテンプレートは嫌だと思うかもしれませんが、アドセンスのクリック率が1%増えただけでPVによっては年間数万円以上の売り上げの差につながりますよ?
アフィリエイト用のワードプレステーマもあるので、売るために作るならそれも良いとおもうんですよね・・。
他人のサイトを見ながらこれは広告を押したくなるな?って思ったら「どのタイミングで何を思ってクリックしたくなったのか?」言語化してメモし見ると良いですよ!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!